【評価・レビュー】目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 【狩野 博幸】(アートセレクション)通販 送料無料 [単行本]
江戸時代中期に京都で活躍した画家、伊藤若沖
孤高の存在の彼の絵は、色彩の美しさ、細密な描き方でつとに知られている。
本書で、彼の代表作『動植綵絵』30幅をすべて詳細に紹介されています。
若沖の絵が近年注目を集めているのは、執拗なまでに細部にこだわった描写もさることながら、
絵の題材となる動植物を画面の中にいかに配置するかという、いわばデザインセンスが卓越しているからにほかならない。
また、70年ぶりに発見され、全貌が初公開される絵巻物『采虫譜』にも注目である。
この本無しには若沖は語れません。
2011-04-18 01:08